
冬の魚から春の魚に変わり只今、伊勢湾・三河湾では一年の内で最も活気のある時季を迎えております。例えばこの季節の地魚の代表と言えば真鯛・さより・真アジ・シャコそして、貝類で言えばトリ貝・アサリ・ハマグリ・タイラ貝・ミル貝・白ミル貝等があります。そして6月に入りますと皆さんのお好きな穴子がいよいよ美味しくなる季節なんですよ。
さて、今回は地魚の事ばかりでなく海外から輸入される魚介類について少しお話をしましょう。皆さんご承知の様に北朝鮮の六ヶ国協議について関心集まるところですね。。今
日本政府が北朝鮮に経済制裁とてして北朝鮮籍の船舶の入港を拒否しております。一見
日本には影響のない様に思えるのですが、実はこれが結構身近な部分で影響が出ておるのです。
この北朝鮮からの船舶には日本で消費されるアサリ・ハマグリ・毛ガニ等と言った魚介類が積まれているのです。入港がストップされてから、国内のアサリ・ハマグリ等の相場が高騰したというニュースも報道されましたね。しかし、なんとしても外貨の欲しい北朝鮮は中国・韓国に一旦輸出してそして、そのルートから日本に送るという裏技を使って日本国内に輸出をしているのです。
そのお陰でアサリ・ハマグリの相場も安定してきました。
隣国との外交不安も皆さんの食生活に結構影響が出てるという事ですね。
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